『夜もアッパレ!!大余興大会』作品解説 <構成>
<解説> 1月公演に続き、『ゆけ!モンゴルへ』でも千秋楽特別編が組まれました。 やはり、楽日昼の回終了後、猛スピードで準備。前回は過去のコント集だったのが、今回は新作だから余計に危険。というより「余興」の名の通り、気楽に楽しんで頂くための出し物集ですが、わざわざ2時間待った お客さんの視線は期待満々。そこで、出だしの(1)でゲッチュー坂巻 (佐藤)が「期待しちゃダメだぜゲッチュー!」と連呼。 (2)はHIPHOP系のダンス。鎌倉は小学校時から鍛えたブレイクダンスを披露。 (3)は芸人がハイジャックするコントで、『豪速球ダイヤモンド』('00)から唯一の旧作。 (4)(15)は、こんな先生がいたら・・シリーズで、トルシエ先生、ケイン先生など。 (6)は和太鼓に合わせた男っぽいダンス。 (7)では蘭がヅラと声換えだけで龍馬・西郷・桂の3役1人芝居にぶっつけで挑戦、客席呆然。で、(8)では格好よく登場の鎌倉の千葉ちゃんが名物・青汁コントならぬカレーコント。だが、千葉夫妻のカレーCMを覚えてるお客さんは少なかった。 (9)。前夜、「何曲でも歌うぜ!」と豪語していた佐藤もフェードアウト。ならばと、本編にはカメオ出演の太田が(10)で、男子校に転任した女教師のエロ小説を朗読という荒技を 繰り出したが、なぜか「すいませんでした」と退散。 気分を変えて(11)はロカビリー調ダンス、蘭主演、危険度大だが何とか終了。 (12)も当日決まった、こんな刑事が殉職したら・・シリーズ。山下 清デカやソバ屋デカなど。 (14)は(8)に続いて鎌倉のアクション&青汁コント。なんと座長福田が飛び込み出演、何杯ものカレーと青汁で瀕死の鎌倉がさらに青ざめていました。 (16)などダメ出しコーナーでは、スピーカー上にいる鳥(声は変声だが、座長?)から、本編のアンケートをもとに、各役者へ公私に渡る厳しい突っ込みが。 という訳で、波乱万丈の、冷や汗だらけの余興大会。しばらくないかも。 |