『天晴スープレックス』作品解説 <構成>
<解説> 前年の『豪速球ダイアモンド』以来のコント集公演。メンバー6人全員でとなると、'96年の『強力レオピン5+1』から5年ぶりとなります。ちなみに(6)と(11)はその『レオピン』からのリニューアル作品。他は全て新作です。 (1)の「トルシエ監督」はホワイトボードを使った、オープニングにふさわしい軽快なコントで、後に「E-1グランプリ4回戦」でも上演されました。同じくE-1で再演したのが(16)。子供達に夢を与える、東京○ィズニーランドの裏側を描いています。一生懸命愛嬌を振りまいている、ミッキーやドナルドたちもショーが終われば普通の(?)人達なんです。(7)の「はとバス刑事」では、実際にお台場コースのはとバスに乗ってロケしたVTRが劇中で流れました。はとバスでしか捜査できないというバカバカしい設定が好評でした。 今回の一番人気は(14)の「ペンション そよ風クラッシャー」。この後も何回か上演しているのでご覧になっている方も多いのでは。鎌倉演じるペンションのパパ・クマさんの有無を言わせない変人振りは、今だにリクエストが絶えない程の人気を誇っています。金子が見えない相手と激しい技の応酬を見せる(9)と(15)は一部の熱狂的な支持を得ましたが、多くの素直なお客様を悩ませたようです。 |