『天晴ロケット〜そして迷宮へ』作品解説

<出演>
キャプテン・・・・蘭 真人
サンデー・・・・・佐藤正和
ビー・・・・・・・山本泰弘
カブ・・・・・・・太田恭輔

<ストーリー>
 鳴り響くエマ−ジェンシーコールの中、森林地帯の刑務所から4人の囚人が脱獄、彼らは地下道を堀り、潜伏に成功した。4人はお互いをあだ名でのみ呼び合う。 そのメンバーは、キャプテン(蘭)、サンデー(佐藤)、ビー(山本)、カブ(太田)。4人とも殺人、強盗、ハイジャックなど重大犯罪を犯していた。
 4人はひたすら穴を掘り進める。キャプテンが立てた計画は、地下道を掘り進めた先にある新東京宇宙センターに侵入し、3日後発射予定のロケットを乗っ取って宇宙へ脱走するというものだった。しかし、食糧も乏しく、激しい乱闘も絶えない中、作業は遅々として進まない。
 そして、クリスマスの日、ついに4人は追跡隊に追いつかれ・・・。

<解説>
 前作に続いてアートスペースプロットでの公演。 当時、金子、鎌倉の2人はまだ学生で、卒業準備とかもあり、今回は旗揚げメンバー4人の芝居になりました。
 全般的にシンプルな色合いが濃く、衣装は4人とも黒づくめ上下で統一、大掛かりな道具もセットもありませんでした。しかし、それだけに自分たちの持ち味を生かそうとした芝居でもあり、どこか男くさい作品です。 劇中、4人の犯罪を各々振り返るシーンがあり、アニメやドラマのパロディもやはりあるんですが、全て道具や転換無しで、いつもと少し違う雰囲気でした。
 この年、山本は自動車教習所2回挫折、蘭は本番2週間前に高田馬場のスナックでヤクザ3人に襲われ肋骨と腕を折るなど、私生活もそのままネタになる出来事が多かったです。佐藤のサンデーという穏やかそうな役名も気性難で有名なサンデーサイレンスという種牡馬が この頃デビューしたことに由来し、その他、オリジナルラブの曲や横山弁護士ネタなども'95年という年を感じさせます。
 そしてこの頃、ブラボーは稽古場兼事務所を今の場所に移し、メンバーも少しずつ調布市近辺に住居を移しはじめました。これまでの所があまりに小さかったので、今では狭く感じる事務所も当時とても大きく感じられ、稽古が凄くやりやすくなった気がします。
 
 
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